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朝と夕お風呂習慣15年。血管を強く!

 95歳でお亡くなりになった物理学者の三石巌さんがの健康習慣の一つに毎日二回の入浴があると知って驚きもしましたし、なにより嬉しかったです。私ももう15年以上朝と夜の入浴を続けているからです。  もともとは、夜に一度入浴していました。55歳の頃から朝の入浴が日課になりました。それは2009年に発売された『「朝4時起き』で、すべてがうまく回りだす!」(池田千恵著 マガジンハウス)を読んで本格的に朝4時起床が始まり、朝お風呂で日経新聞を読むことが毎日の楽しみになったからです。現在は、朝約1時間、夜30分の時間を使っています。   もともとは、楽しみで始めた一日2回の入浴ですが、湯船に浸かることが健康にも良いことが解ってきました。今日はそのことを紹介します。   愛媛大学の研究によると、入浴頻度が週に4回以下だった人々に比べ、週に5回以上入浴する人のbaPWV(上腕-足首間脈波伝播速度、心臓から体の各部位への血液の伝達速度を表すもので、動脈硬化が進んでいる人ほど血管の抵抗が大きいため、伝達速度は速くなる。)、中心脈圧、BNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)濃度は低くなります。  また、医療ジャーナリストの田中美香さんによると、全身の血管の99%以上を占める毛細血管は、加齢や睡眠不足、運動不足、ストレスなどによりダメージを受けると血流が減り、本数も減っていきますが入浴は血流をアップさせ、ひいては毛細血管を増やすことにつながっていくそうです。   湯船に浸かることは、血管の健康に良い影響を与え、結果として血管を強くしてくれます。

これは、温熱効果なよる血管の拡張し、拡張と収縮を繰り返すことで弾力性が向上します。また、湯船に浸かると水圧により体が圧迫され、これが、軽いマッサージ効果を生みます。頻繁に湯船に浸かる習慣がある人は、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症リスクが低いという大規模な疫学研究の結果も報告されています。 

 

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